一般質問

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2011 男鹿市議会3月定例会
一般質問 心政会 土井 文彦(議席番号14)

2011年3月04日(火)順位6 午前11:00

一般質問要約版

土井文彦「春霞 弥生の空は 輝きぬ 淡い白絹 張り詰めたよう」関 洸念さんの歌ですが、まだまだ寒い日が続きます。
しかし、確実に、春はもうそこまで来ています。
皆さんこんにちは。心政会の土井文彦でございます。私が政治家として、また議員として1年という月日を迎えようとしています。この1年の中で二度目の一般質問の機会をお与えいただきました。これもひとえに諸先輩議員の皆様のご指導あってのことと、深く感謝いたしているところでございます。
また、市当局におかれましては、何もわからなかった私の問いや要望に対し、親切丁寧にご教授並びにご対応いただき、大きく成長するきっかけを与えていただきましたことに対し、心より御礼申し上げます。
本日の一般質問に、お忙しい中を傍聴席にお着きになられております市民の皆様、日ごろよりご理解とご協力をいただき、また、男鹿市の政治にご参加いただき、ありがとうございます。これからの更なる市民参加の政治を目指し、市民、行政、議会が一体となり、夢と希望に満ちあふれた男鹿市を創ろうではありませんか。
それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

質問の第1は、展示会の活用と特産品の開発についてでございます。

昨年9月に地域再生と特産品の開発について、島根県隠岐郡海士町の事例を取り上げ一般質問をさせていただきましたが、その後の進展状況をまずお伺いいたします。
一つ目は、今現在の特産品、しょっつる、ギバサ、黒藻のインターネット等で消費者から直接引き合いが多いとのことでしたが、その後、どの程度の売上げがあるのか。その推移をお知らせください。
次に、特産品の開発予定で平成21年度から3カ年間で、ふるさと雇用臨時対策基金を活用して取り組んでいる男鹿の水産物を原料とした干物などの開発の計画の成果をお知らせください。また、加工場が建設されオープンされるようですが、内容をお聞かせください。
最後に、特産品・地場産品センターと加工所は、CAS(セルアライブシステム)の導入検討により、男鹿の産業振興にはなくてはならないものだと思います。これまでの進展状況や動向と、今後の計画についてお知らせください。
さて、男鹿市の特産品の開発は、ゆったりとしたスピードで行われているように感じられます。そこで、もう少しスピーディーに、さらに積極的に展開し、発信していき、男鹿市以外の県外または世界から見て男鹿の良さの発見や、眠っている特産品の可能性に対し、首都圏等で開催されている展示会への参加の必要性を強く感じているところでございます。
展示会は、皆さんご存知のように数多く開催されていますが、大手の企業が多く参加するイベントだという認識でしょう。しかし、最近では民間企業の参加が目立つようになり、大手の目に止まることやコラボレーションのきっかけを得るというメリットがあり、チャンスが広がります。大手企業は、社会貢献と地球への環境での貢献を目指しているところが多いというのが、先日2月17日に千葉幕張メッセを会場に行われた展示会「ビジネスリンク商売繁盛」に参加して感じられました。今回、この展示会は都市銀行様から私に直接ご案内をいただきましたが、ときが迫っている状況でもありましたので、急遽、男鹿市商工会様を通じ、諸井醸造所様が男鹿市の魚醤しょっつるの発信をしてきたところであります。ブースを構えての出店とまではいきませんでしたが、この展示会に参加した企業様との商談という形での参加となりました。その会場は、最初から最後まで私も参加動向して体験してまいりましたが、空き時間がないくらい反響のある商談状況であったことをお知らせいたします。また、大潟村あきたこまち生産者協会様が、米粉のパスタや麺等を持ってブース出店をしており、積極的にPRしておりました。途中、テレビ中継もあり、にぎわいを自ら発信している姿を目の当たりにし、感動してまいりました。さらに、近くの会場で開催されていたモバックショー「国際製パン製菓関連産業展」にも同時出店されており、社長のバンタリティーあふれる姿勢に、これぞプロ魂だと感じてまいりました。参考までに、今回参加の展示会「ビジネスリンク商売繁盛」の参加企業数2,000社、参加者数約7,000名でありました。
ここ最近は、ギフトショーなどの規模の大きな展示会でも、かつての大手企業主体からブースの駒が小さく分類された、民間企業や商工会などの出店も増えている状況のようであります。気になるのが出店費用ですが、展示会の選択や行政支援の活動などで抑えることも可能になります。意外に知られていないのが、行政の経費補助助成制度です。東京都の江戸川区や港区のように、出店費用を最大で30万円助成してくれる自治体もあります。そうすると参加の敷居が低くなり、参加しやすくなるばかりでなく、最近、中東や東南アジアなどの新興経済国のバイヤーたちも多く参加しており、海外にもルート拡大のチャンスを迎えているのです。近い将来、男鹿市でも行政単位で展示会に出店参加することで、各地の特産品の発信や新たな開発の原動力となっていく可能性を秘めたイベントだと思います。
そこで、今後、男鹿市の特産品の開発や企業としての企画力、接客力、アピールなどの向上、更に感性を高める上でも、このような展示会に積極的に出店する手助けを市当局としてやっていく必要性を感じますが、市長のお考えをお聞かせください。

質問の第2は、機能的な空き家バンクについてでございます。

男鹿市空き家バンク設置要綱によりますと、趣旨は、市内に存する空き家の有効活用を通して定住を促進し、地域の活性化を図るため、空き家バンクの設置について必要な事項を定めるものとする。空き家とは、市内で個人が居住を目的として取得し、現に居住していない(近く居住しなくなる予定のものを含む)、建物及びその敷地又はその建物の跡地を言う。空き家バンクとは、空き家を所有し、当該空き家の売却・賃貸等を希望する個人から、申し込みを受けた情報を市内へ定住を目的として空き家の利用を希望する者に対し紹介するシステムを言う。今の男鹿市空き家バンクは、空き家所有者に対して登録募集を行い、所有者が登録申請をする。そして空き家の購入・賃貸希望者への情報を発信していき、利用者登録を申請するという一連の作業を男鹿市がやっている状況だと思います。そして交渉、契約は男鹿市の宅建業者さんが請け負うという流れになっています。
空き家そこで、ほとんど機能していないと思われる男鹿市空き家バンクを機能的にする必要があるのではないかと思い、市当局にご提案をしたいと思います。
先ず、せっかくプロの宅建業者が携わっているのですから、男鹿市のポジションを募集と申請だけに留め、その後の発信、交渉、契約を男鹿市の登録した宅建業者さんにお任せをするという形にすれば、機能的になっていくと思われます。更に、趣旨は市内に存する空き家の有効活用を通して定住を促進し、地域の活性化を図るためとなっていることからも、空き家の解釈を拡大し、登録宅建業者さんのアパートや貸家情報も合わせて発信していくことで、市内にとっては一括の有意義な情報となり、男鹿市を選んでいただき、市内に留まる可能性が高まると思われます。一つの事例として、お近くの仙北市では、市と業者さんが情報の共有を図り、空き家情報を発信しております。「仙北市へ、えぐきてけだんし」という空き家情報がそれです。市民への情報として一括した方が選択しやすくなり便利でもあるし、契約にもつながる可能性も高く、目に触れる機会も多くなり、機能的な空き家バンクとして、より親しまれ信頼される情報となっていき、結果が出てくると思われます。
そこで、現在の男鹿市の空き家バンクの発信の仕方や、登録状況と契約数などの現状と今後の対策についてお聞かせください。

質問の第3は、市長の夢と考え方についてでございます。

私ども市議会議員は、議会運営はもちろんのこと、市民の代弁者として意見を発言したり、行政チェックのほかに市長や職員が思いもつかないようなアイデアを発信することが、市発展の大きな役割だと思っています。他の地域での事例を自分の地域に置き換え、指摘や伝達することがきっちりできている議員が多く存在するところは、自治体の政治力が高いと思います。高い政治力には豊富なアイデアと高い感性が重要になってきます。お互いが感性を高め合い、より幸せな環境づくりに市長と私達議員は目指す一点を見つめ、見つめ合う必要性を強く感じております。
そこで、私どもも市長の夢を知り、その夢を共に描き、夢を現実的にするために手を携えていくことが大切だと考えます。市長は夢を語り、夢を描き、夢を実現することが男鹿市民の求めるところであり、幸せにつながることだと思っておりますので、是非ともその夢と考え方についてお聞かせ願いたいと存じます。
以上でございます。市長並びに当局の男鹿市発展に豊かな希望の持てるご答弁をお願いして、1回目の質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。

【市長答弁】

ご質問の第1点は、展示会の活用と特産品の開発についてであります。
先ず、特産品の売上げ状況についてでありますが、具体的な数字は確認できませんが、しょっつる、ギバサ、黒藻の市内加工業者2社によると、テレビ放映などのマスコミ効果で、特に昨年から売上げが増加しており、インターネット販売についても売上高に占める割合は年々上昇していると伺っております。
次に、男鹿の水産物を原料とした干物の開発の経過と成果についてであります。
本市では、平成21年度から男鹿産品加工開発協議会に委託し、これまでハタハタ、アジ、ソイ、メバル、アオイカなど、旬の水産物の加工に取り組んでまいりました。平成23年度は事業最終年度になることから、販売に向けて準備を進めているところであります。
また、加工所につきましては、市内事業者が男鹿産鮮魚の加工施設として2月にオープンしたもので、現在は試作品を製造している段階と伺っております。
次に、CASについてであります。
市といたしましては、CASが既に実用化されていることから、公平性・公益性の観点から、こうした施設はそれを活用される方が整備することが基本であると考えております。なお、CASの導入を検討している市内業者があり、情報交換しているところであります。
次に、展示会への助成についてであります。
これまでも特産品開発等推進事業費補助制度において、男鹿市物産開発促進協議会に対して市場開拓及び商品開発などを目的とする助成を行っております。今後、展示会などへの参加費用の助成については、現在ある補助制度を有効に活用し、効果を上げてまいりたいと存じます。

ご質問の第2点は、空き家バンクについてであります。
市では、空き家バンクに登録申請があった場合、申請者が取り扱いを希望する登録事業者と連携しながら、所有権や市税の納税状況などを審査の上、市のホームページに掲載し、情報発信に努めております。登録状況等につきましては、これまで売却希望の物件を3件登録しており、1件は昨年の9月の定例会でご報告いたしましたとおり、昨年6年に売買契約が成立し、現在は1件が商談中となっております。
これまでの空き家の調査では、老朽化し使用できないものが多いことや、所有者の所在が不明なため、空き家バンクとして登録できる物件がなかったのが実態であります。また、空き家バンクの利用促進を図るため、登録事業者に対して空き家バンクに登録できる物件を所有者に周知していただくよう、文書で依頼しましたが、反応はなかったものであります。
今後、町並みの景観を守るためにも、空き家を活用する方法を考えてまいりたいと存じます。

ご質問の第3点は、私の夢と考え方についてであります。
私が目指すまちづくりは、子供たちの声が響くまちであります。そこには、世代間の良好な均衡が感じられ、響く声がまちの元気をあらわしていると考えるのであります。夢に向かって仲間とともに毎日一歩でも前進する努力を続けることで、明るい未来が見えてくると信じております。その実現に向けて、一つ一つの施策を確実に実行し、結果を出してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。

【土井議員】市長、ご答弁ありがとうございます。

土井文彦先ず最初ですね、しょっつる、ギバサ、黒藻の売上げが徐々に増加しているということで、成果が出てきているというご報告でありましたが、大変うれしいことであります。今後ともまた一生懸命頑張っていって、売上げアップに努めていただければなと思っております。
加工所に関しては、2月にこれをオープンですかね、2月にオープンされたというのかな、ですね。そういうことでお聞きしますが、その加工所の内容に関しては、どんどんどんどんやっぱりこれから発展していきながら変化していくと思われますが、その目的を新たにしながら、また新しい変化を常にしていくような考え方でやっていくような、市としてもいろんなアイデアを投入しながらやっていただければ進歩していくと思われますので、その辺に対してよろしくお願いしたいと思います。
後はCASに関してのお話ですが、行政のかかわり方として、行政のかかわりというのは私四つあると思っております。行政が民間活動を規制する形でかかわる、いわゆる規制行政。行政が民間活動を助成する形でかかわる、いわゆる助成行政。行政活動のサービス不足を補う形でかかわる、いわゆる補完行政。行政が直接サービスの提供をする、公共事業などの直接行政。この四つがあると思われます。
このCASに関しては、ものすごく私はこれから絶対やはり必要だと。ほかでやっていて業者さんがそれを取り入れるということでありましたが、男鹿市としてやはり産業振興と観光振興を図っていくということを前面的に上げているわけですから、その辺に対して悠長なことは言っていられないと。やはりどんどんどんどんやっぱり成長していきながら成果を上げていかなきゃいけないと思うんですね。市長が先陣切って頑張っていく男鹿市というのが私は理想の姿であると思うので、それに対して私どもはどんどん力を貸しながら、皆で力を合わせて頑張っていくと、そういうことになっていくと思うので、このCASに関して、私には思いがありまして、先日2月18日に、ちょうど展示会に行った次の日、アビーさんにご連絡を差し上げておりまして、CAS研究センターというところに行ってまいりました。
魚そこではものすごいおもてなしの心で親切丁寧にご案内いただいて、すごくいい気分になって帰ってきたんですが、中にはですね、冷凍庫と、あとCASの、CASっていうのは要するに細胞を破壊しないで固めてしまうのですが、磁気を、磁場を利用して、凍るときって水からさきに凍るので、水が上がってくるんですよ。その水が上がる時に細胞を壊しちゃうんですね。それを磁場でうまく抑え合いながら、引っ張り合いながら、そのまんまの状態で全体が凍っていくという、こんなすばらしい技術を持っていると。実際そこの冷凍庫の中はマイナス35度前後でありましたが、その中に重りを手に乗せ手を入れると、CASをかけるとブーンと振れるんですよ。この振動で細胞が動くんですよ、中。それで壊れないという素晴らしいものであったと思います。その中にはですね、特産品として貝類とか生シラス、サーモン、アサリ、シラコ、イクラ、車エビなどのエビ類、カニ、タコ、サンマ、生ガキ、国産牛、フランス肉、鳥レバー、豚肉、松茸、たけのこ、そら豆、枝豆、アセロラ、桃、たんかん、りんご、餃子、海苔巻き、水餃子、江戸前寿司、ちらし寿司、おせち料理、そば、ゆば、後は先日お話をしたアマチョウのシロイカとか、ハルカってネーミングで出している生牡蠣ですね、そういうものがありました。
ふぐあと驚いたことに、ビールやワイン、ジュース、お米なども凍結してるんですね。それが何年後であってもそのままの状態で食べられるということで、私はこれはいずれすごい武器になっていくのかなというふうに感じてまいりました。驚いたことに、皆さんご存じのようにフグのテッサってありますよね。テッサを皿の状態で、もう花のように盛っているテッサをそのままCASにかけていると。ということはどういうことかといいますと、調理員さんにお願いしたフグのテッサがテーブルに上がった瞬間食べられると。解ければ食べられるということですね。そういうものがありまして、これはいけるぞと思って私考えてきたので、是非このやっぱりCASは投入していった方がいいということで、今日はご提案しているわけですが、その辺に対して市長は先ほどお話あったのですが、今この話を聞いてどう変わっていくか、この辺のところもお聞かせいただければなと思います。あと、その中に店員さんがいるんですね。そこで1階ではそのものを販売しているんですよ。全国のアビーさんのCAS冷凍庫があるところの特産品が全てそこで売っているという。ということは、特産品が千葉に流れていく。千葉からも発信できるということなんですね。お互いに連携をしながら特産品を伸ばしていくという、そういうふうな発想のもとにやられておりました。あと店員さん、秋田県出身の方もたまたまいらっしゃいまして、私にご紹介をいただき、なぜか同郷ということでほっとして心開かれるものがありました。
あと、男鹿市というのは、通りがかりのお客さんが立ち寄ってくれるという地形ではないので、目的あっての観光となることから、一つの目的として買い物ができる、特産品・地場産品センターと見学や体験のできるCASのある加工所が必要であると考えています。観光のお財布は、大半は女性が握っているというのが現状のようです。
女性は買い物が大好きです。したがって、先ほど申し上げた特産品・地場産品センターは、男鹿市の産業、観光振興になくてはならないものだと考えております。
果実や農作物もこのCASでできるということなので、農業に対してものすごい威力を発揮してくるものだと考えています。
銀座、六本木の料亭ではCAS凍結をしていない食材は取り扱っておりません。それだけのブランドのものがなっているので、CAS自体がブランドになっているので、男鹿市の特産品をCASに乗せてブランド化するというのも一つの方法かと考えております。
あとは、世界の水産食品ニュース2010年9月2日の日刊みなと新聞に掲載された一事例をご紹介いたします。茨城県日立市久慈町漁業協同組合は、シラスなどの特産品を高鮮度で加工販売するための加工施設を県と市の全面的な支援で建設したそうです。鮮度を維持するために白羽の矢を立てたのが、細胞を壊さない技術として注目されるアビーのCAS。 CASをつけた急速凍結庫を導入しました。久慈町漁協は、特産の本シラスとシラスをCAS凍結し、CASシラウオ、CAS生シラスとして販売しております。生産に当たっては、原料段階から徹底して差別化をします。
シラスは直接漁業者から一律キロ1,500円で買い取り、買い取る数量は1隻当たり1回20キロ、現在のところシラス漁船42隻のうち、1日4、5隻、最大100キロを買いつけてCAS凍結する。この取り組みは1年間を通して安定販売をし、漁業の生活の下支えすることが最大の目的。今後、ヒラメ、カレイ、ズワイガニ、ボタンエビ、イカ、サクラダコ、アワビなども旬のおいしい時期に凍結して、市内・県内だけでなく首都圏での高単価販売を確立していく方針だそうです。
本市の農業・漁業者に対する下支えをするための行政支援は必要不可欠であると思 いますが、現在の取り組みをお知らせください。
心底、男鹿の産業振興、観光振興を目指すのであれば、本腰を入れてCASを導入した加エセンターや特産品・地場産品センターの設置を検討すべきではないでしょうか。農本業の方々に希望を与え、観先客に楽しみを与え、市民に交流の場を与えていただきたいと存じます。市長の積極的なお考えをお聞かせください。
以上で終わります。

【市長答弁】

まず加工施設でございますが、活用につきましては、具体的には男鹿の学校給食へ加工品を使えないかということで、今既に検討を始めているところであります。ぜひ地産地消、子供たちがまずその味をわかって、そこから全国に発信するという形をとってまいりたいと思っております。
CASにつきまして、土井議員の思い入れ、大変よくわかります。実は、先ほども答弁で申しましたが、市内業者でCASの導入を検討しているところかおりまして、CASといいますか、アビーの大和田社長も男鹿にいらっしゃいまして、私、実はお会いいたしました。そのときいろいろとお話を伺いまして、大変興味ある、CASというものに興味あるものであるということはおっしゃるとおりであります。問題は、CASを何に使うか、いわゆるマーケットが一番大事であります。先ほどフグの調理の話をされましたが、このようにCASを導入して、それを冷凍して、それを吸収できるだけのいわゆる価格競争力がなければ、CASをいくら導入してもマーケットでは成り立たないわけであります。基本に戻りますが、やはり男鹿の中の、いわゆるほかに出しても価格で十分競争でざるものを整えなければということで、今、私かお聞さしている限りでは、CASを導入している市内業者は、いわゆる料理家と提携して、料理、いわゆる一時品ではなくて調理したものをCASで冷凍して出廿ないかを検討しているというようにして聞いております。今、単なる、例えば競争力のないハタハタを仮に冷凍しても、これは余り競争力がないかと思われます。具体的には、かなり調理して付加価値を高めたものでなければいけないと思います。 CAS自体はいろんなものをやっておることはよく存じておりますし、最近では医療の分野まで入っているということで、これからも発展といいますか、いろんなところで使われる要因であることでありますけども、いわゆる行政としてこれを取り上げていくということについては、先ほども申しましたとおり、やはりそれに見合うだけのものかおるか、単純にCASを入れればすべて産業が成り立つというものではなくて、まずはその産業そのもの自体がいかに競争力があるか、これに尽きると思っております。その競争力をつけるためには、先ほど申しましたとおり地産地消推進店で活用する、そしてそれが全国に広がっていく、こちらに来て召し上がっていただくものをCASで冷凍したものでお送りする。そういう流れができるよう、やはり地元の各民間企業がおのおの知恵を絞って、いわゆる競争力を上げていくことだと考えております。

【土井議員】ありがとうございます。

まず、CASを導入しても競争力のあるものがないということでありましたが、私はそう決めつめるものではないなと思っています。まずはCASで旬なものを凍結をして、時期をずらして高単価で販売するということも可能ですし、言ってみれば味を閉じ込めたタイムマシーンなんてすね、このCASというのは。そのタイムマシーンとして時間がうまく稼げる。例えば10年前に獲れたハタハタが新しいハタハタとして出せるわけですよね。そういうものであるので、ハタハタ自体も漁獲量が恐らく男鹿では半分近く占めていると思います。その多く獲れるハタハタ、ここではハタハタつていえばもう本当に飽きるくらい食べられると。ほとんど低単価で皆さん買っているか、もしくはお隣からいただいたとか、そういう場面もあるでしょう。そういうようなお魚なんですが、東京あたりに行くとハタハタつて高級料理なんてすね。そういうような市場を開拓もせずに、ただ今、武器がない、ものがない、勝負するものがないと決めつけるのではなくて、それは外部から判断していただくことなので、先はどのような展示会に発信をしていく、外から見ていただいて男鹿の特産品を見ていただくと。ほかの人たちが決めることなんてすね。ものは買う人が決めるんですよ。売る人が決めるんじゃないですね。なので、自分の今ここにいるから気づかない部分があるので、展示会に出店もして、そういうような助成もしていただきながら、それを築いて、そのものを開発していくということで、市長の言っている加工品ということは十分わかります。原材料で勝負ができないということなのだと思いますが、実際にじゃあアビーさんとこに行ってみれば、最初は全部原材料をブランド化するんですよ。
ハタハタブランド化された原材料を加工するんです。そうすれば、それがブランド化していくという、売れやすくなる状況ができていくということ私はとらえてきましたが、その辺についてやはり加工品だけでやっぱり勝負するというお考えなのですかね。その辺も考えながら、やはりみんなが理解をして一つのものに向かっていくということを考えていかなければいけないし、あと市長の先ほどおっしゃられた夢ですね、その夢に対して今初めて市長がそういうふうに思われていたっていうことがわかりました。これは発信をしていないからわからないことなんですよ。一番身近な、今、私か市長のお話を聞いて一番身近な渡部さんという方で、こういう夢を持っているんだなと。この人が市長で、じゃあこの市長のために頑張っていこうという気持ちになるんですよ。だから、市長自ら発信をしていくということも大事なんですね。
私、ちょうど準備をしてきたところで、市長の夢ばかり聞いていれば、市長はこういうふうな感じ、じゃあ私の夢はどうなのって話になってきて、その夢って意外とみんな同じ観点でとらえて、みんな同じ夢を持っていると思うんですね、表現の仕方は違うとしても。ここに準備してきた私の夢をちょっと語りながら最後にしたいと思いますが、私は社会人になって父親の病気をきっかけにふるさと男鹿へ帰ってきました。
市議会や行政への不満の声が聞こえてきましたが、人のせいにするのではなく、自分たちが力を合わせて変えていこう、つくっていこうと考えて、政治家として夢を描き、何もわからない無知な仲開が新しい政治活動の形をつくり、みんなの夢が昨年4月に実現しました。私は男鹿に住むみんなが笑顔になってほしい。笑顔を忘れていたり、自分だけの欲望を優先して他人に対してのいたわりや優しさがなくなってしまっている方、いたおりや優しい気持ちを早く取り戻してほしいと思います。笑顔であふれかえる男鹿市をつくること、ともにはぐくんだ仲聞か育ち、子供へと伝えていく、こんな循環ができる男鹿をつくりたい。将来、子供の歓声が響きわたり、お年寄りが笑顔で子供と語り合える男鹿市になるといいと思っています。これが私の夢です。この夢は必ずかなう夢です。なぜなら、だれよりもできるという信念を持っているからです。
この信念が必ず周りの方々に伝わり、協力して夢はかなうと思っています。この夢を明示して発信することが大事です。」ということで、今聞いていただいたとおり、市長と全く同じ考えなんてすね。だけど発信しなきゃわからない。これからはどんどんどんどん発信していただいて、その目指すところを一点にみんな絞って頑張っていければなと思っていますので、以上で質問を終わります。

【市長答弁】

CASについてでありますが、先ほど申しましたとおり、今取り組んでいる市内の業者の方がおられます。その業者の方は、私は先ほど申しましたとおり地産地消推進という観点から、行政としてできる限りの支援はしたいし、また、先ほど申しましたとおり学校給食など、あるいは市の関係するのにはぜひ取り入れていくことによって、今、上井議員がおっしゃったブランドとなっていくわけであります。
それから時期をずらしてというのは、これは率直に申しまして、かなりのマーケットに支配力がなければ一定の量だけではなかなか時期をずらしてということになると、冷凍することによっての費用の方に負けてしまうというようなこともございますので、そこら辺の、これが売れるかどうかという判断こそが民間の判断でありますし、私か申し上げますのは、民間主体で、それを行政が支援するという形を申しておりまして、決してそれを待っているということではありません。民間が一番それに対してのいわゆるアンテナを張っているわけですから、売れるか売れないかの判断、何が売れるか。それは実際に民間が、先ほどおっしゃった展示会に出されるケースもあるでしょうし、また、今回整備することになった光ファイバーを使って全国に売り出す方法もございます。そういう方法の中で、市としてはぜひ応援していきたいということを申しております。
夢については、夢は実現してこそ夢であります。ぜひ夢に向かう、実現、一つでも実現できれば、それが次の夢につながる、大きな夢につながると思っております。夢を発信するということは、具体化するということと私は同じだと思っておりますので、ぜひ、先ほども申しましたとおり結果を出してまいりたいと思っております。

【土井議員】ありがとうございました。

一般質問要約版

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